プレカット名鑑2018
こんにちは!サイモクホームの杉山笙です!
プレカット名鑑2018 という本が有り、東京都立中央図書館(港区)に行き
読んできた。(20,000円するため)
まず、最初に思ったのは
おいおい、サイモクホームの名前が無いじゃないか。
まぁそれは情報開示をしていないと言う事なのかもしれない。
秘密企業だ。
プレカット名鑑を読む前に気になってしまった本が有り、
それは、平成元年に刊行された
プレカット部材流通消費構造分析調査〜日本木材備蓄機構〜
と言うのも所蔵されていて
2018年を読む前に
1990年を読んでおくかと思い読んでみた。
そこには
最初期のプレカット機械は
1時間で一坪の加工能力であった事が示されていた。
そこから平成元年には
1日8坪〜40坪迄生産能力が上がった。(宮川工機)
図書にはM工機とあったが
絶対そうでしょ。
当初から、プレカット事業は
かなり儲けが出にくい事業とも書いてあった。
それは、加工機械がかなり高額なのに
加工賃としてもらえるのが、その時の人区(大工さんの働き1日分)の7割の料金で加工するのが
当たり前と言う風潮を先に作られてしまったためだ。
その7割と言うのに
電気代や刃物代、産業廃棄物などの経費を計算していないのが理由との事。
最初からそれは気が重いな笑
また初期のプレカット業は
基本、ビルダーさんとの協業で
独立していなかったそうな。
まぁ確かに、弊社もそうである。
そして、何度も書いてあった
この業界は付加価値が付けにくい。
おぉ、社長も言ってたわ。
プレカットの初期は
大工さんの仕事を奪うんじゃねぇ
という風潮もあり
普及に苦労したそうな。
ただ、その頃から職人不足が騒がれていた+新築ブームが重なり
生産性の向上が騒がれていた時代背景があり
プレカット事業は盛り上がった。
プレカットのメリットは時代環境によって受け止め方が変化してくる
大工技能者の解消、住宅の品質の統一向上、工期短縮が主要である。
他に、コストダウン、木材製品の販路拡大、
現場加工の省人化、製材品の均一化、製材品のコストダウン、
住宅の販売促進、木材流通の合理化
それゆえに
プレカット加工をし、プレカット材を供給すると言うことは、
優れた木造住宅を作るための材料を供給するの事であり。
そのための材料はトータルに供給される方が
使用する建築業社側にとっても、便利である。
トータルな供給によって売り上げがまとまれば
より多くのサービスも可能となる。
こうした意味で突き詰めていけばらプレカット工場は
住宅資材の総合アセンブル、デリバリーの拠点であり、
住宅資材の流通革命の先兵ということになる。
そう言うのを目指している経営者も多い。弊社も現在そのような形になっている。
そこから成熟した
2018年
そこに記されていたのは・・・
続きはまた来週で
コメントを残す