2025-03-21
味噌桶からロボットまで。秋田の製材現場で見た“木の未来”とは?
秋田県の製材所 特集!!
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先日、秋田県の製材所をいくつか見学させていただきました。
東洋一の“木都”と呼ばれた能代、そして秋田杉のふるさと。言葉で聞くだけでは分からなかった「木に生きる」ということが、
現地の空気や職人さんの手からひしひしと伝わってきました。
なかでも沓澤製材さんでは、天然秋田杉の味噌桶や麹蓋を見せていただき、その香り、手ざわり、そして造りの美しさに圧倒されました。正直、味噌を仕込まなくても家に飾りたいくらいカッコいい。
製材部門では木表・木裏を見極め、木が暴れないように丁寧に積み上げる姿には、まさに“美しさに宿る知恵”を感じました。
また、鈴光さんではフィンガージョイントの技術や、端材を無駄なく使い切る取り組みに感動。木をただ削るのではなく、「最後の1ピースまで活かす」姿勢が、まさにこれからの木材業界の鍵だと感じました。
そして中国木材能代工場では、ロボットを活用した最新鋭の製材ラインと、バイオマスエネルギーへの取り組みにも触れることができ、持続可能な林業の未来を実感しました。
今回の見学を通して、製品や工程の一つひとつに込められた技術と想い、そして何より“信念”のようなものに心を打たれました。
「木を扱う」とは、「人と自然の関係を丁寧に育てること」なのかもしれません。
改めて、自分自身がプレカット業に関わる者として、どう生き、どう価値を生み出していくかを深く考えるきっかけになりました。
貴重な学びの機会をいただき、本当にありがとうございました。
この経験を、必ずサイモクホームのものづくりにも、必ず活かしていきます!
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