高精度・高精密なプレカット製品をご提供|埼玉県寄居町の株式会社サイモクホーム
2025-05-01

習慣!Life is beautiful

私が生まれた1994年、日本はバブル経済の崩壊後、長い停滞の中にありました。

世界では冷戦が終わり、新しいグローバル秩序が模索される中、インターネットが家庭に届きはじめ、

情報化社会への扉がゆっくりと開かれていました。

当時、私たちの暮らしを支えていたエコシステムの中心にあったのは、

ガソリン車、テレビ、固定電話、紙の新聞、そしてWindows 95に代表されるPC文化。

これらを支えたのは、石油・鉄鋼・内燃機関・マスコミュニケーションのインフラでした。

しかし今、私たちはまったく異なるフェーズに突入しようとしています。

これからのエコシステムの中心に位置するのは、

ロボット、電池(バッテリー)、人工知能(AI)、電気自動車、自動運転、そしてクラウドと分散型ネットワーク。

これらがフライホイール(回転の核)となり、持続可能な新しい経済社会を加速させていくのです。

大阪万博大屋根リングの建設動画がユーチューブにUpされました!
https://youtu.be/P_sAHFbW43U?si=Dffk4ysA65mS7Roe

今回は、4号特例の歴史について書いていきます!

年代 出来事・豆知識 解説・背景
1950年 建築基準法施行&

「4号建築物」誕生

戦後の住宅不足対策として、小規模住宅に確認申請免除枠を設けた。「設計士を信用する制度」で、業界にとってもありがたい抜け道。
2005年 🧱 姉歯事件(耐震偽装)

発覚

マンションのお話だけど、建築確認の“ノーチェック体質”が社会問題に。

4号特例の見直しも話題にのぼる。

2006年 建築基準法改正

構造審査強化

 

…ただし「4号建築物は対象外」👀

この時、国交省は4号特例を見直そうと本気で検討した。が…「住宅需要が多すぎて審査が追いつかない」ため断念。

いわば“見て見ぬフリ”の延命措置。

2007年頃〜
  • 2007年6月に建築基準法が大改正。

  • 構造審査・設計図書の精度が超厳格化された。

「確認申請厳しすぎて仕事回らん」「申請出すだけで1ヶ月待ち」と苦情殺到。
一部の設計事務所は鉄骨を辞めて木造にする、499平米以下に建築面積を抑える

“4号逃げ”する裏技に走る。(最大8割の物件が遅延)

結果的に「建築行政は厳しくしすぎても現場が崩壊する」という教訓が共有され、
 その後10年以上、4号特例の改正は“タブー扱い”にされていたとも言われる。2011年東日本大震災 → 木造住宅の被害が目立つ被災地の「耐震等級1の住宅」が軒並み全壊で、
「ホントに設計士の自己確認で大丈夫?」という声が再燃。2015年国交省が4号特例見直しの検討会を設置密かに業界ヒアリングが始まる。「確認申請やってられない!」「でも安全も大事!」と、現場とお役所の板挟み状態に。2016年地方自治体が動き始める東京都・千代田区や大阪市など、条例で独自に4号特例を縮小し始める。「お役所が民間より厳しいぞ」と設計者困惑。2020年頃〜DX(デジタル化)で流れが変わる📱建築CADの自動構造チェックやクラウド申請が浸透し、「これなら審査できそうじゃん」と技術進化が追い風に。2022年国交省が改正方針を正式発表「設計者任せはもう古い。小規模でも安全チェック必要」と宣言。
構造計算ルールも簡略版を開発して、小規模設計者の負担を軽減。2023年6月改正建築基準法成立(4号特例の見直し)政府「2025年からは原則、構造も審査しますよ!」
業界「おお…ついに来たか」と半分納得、半分困惑。2025年4月改正法施行📜 → 4号特例は原則終了原則すべて構造チェック要に。確認申請の作図・資料提出が木造住宅でも常識に。設計者・プレカット・審査機関すべてに影響。

 

実は10年以上前も四号特例は廃止の動きだったけど
マンパワーのみだと無理で

今は技術革新のおかげで、なんとか出来そうだよね。
ってなったって事だね。

しかも、住宅の着工件数も少なくなっているからなおさらですね。

 

以外に住宅の着工件数が減っているって知られていない?

 

そんな風に思った今週でした。

 

ありがとうございます。

サイモクホーム 杉山笙

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